水光注射

水光注射とは、韓国発祥の治療方法で、真皮の浅い層へ美肌効果の高い薬剤をダイレクトに注入する肌質改善治療です。薬剤に含まれるヒアルロン酸、アミノ酸、抗酸化成分、成長因子などの有効成分が、真皮のコラーゲン密度を高め、内側から潤い・ハリ・弾力・透明感のある若々しい肌、いわゆる「水光肌」へと肌質を改善します。当院で用いている薬剤は「LIZNE（リズネ）」という薬液を用いて、注入していきます。

肌再生スキンブースター、リズネ注射とは？

リズネ注射は、大人気のリジュラン注射の進化版で、肌細胞の再生を促して内側から健康でハリ・ツヤ、うるおいのある肌に導く治療です。ヒアルロン酸注入のようにボリュームアップを行う治療と異なり、線維芽細胞自体に働きかけるのが特徴です。

さらに、従来のリジュランに比べて痛みが少ないとされています。さらに、リズネは処置後に赤みが出にくいのも特徴であり、痛みに弱い方だけでなく、ダウンタイムをとれない方にもおすすめです。

リズネはサケ科の魚類DNAから抽出された成分「ポリヌクレオチド」が主成分であり、「サーモン注射」とも呼ばれています。ポリヌクレオチドには皮膚の自己再生力を活性化させる働きや、成長因子の増産、抗炎症作用、DNAの修復などさまざまな効果があります。また、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の増殖を促す線維芽細胞を活性化し、肌組織を再生させます。肌の組織が整うことで、肌のハリ・ツヤ、うるおいが増し、しわやたるみを目立たなくすることができます。特に目の近くの小じわなどにはかなり効果的です。

リズネ注射は、3-4週間毎に1回の治療を3～5回繰り返すことで治療の効果をより高めることができます。またその後は、個人差はありますが6か月に1回の治療を繰り返すことで施術の効果を保つことができます。

水光注射（リズネ）の施術効果

• 肌の潤い補給
• 全体的なハリ感、弾力アップ
• 小じわ、ちりめんじわの改善
• 毛穴の引き締め
• キメの改善
• くすみの解消
• 肌質改善
• 肌老化の予防、エイジングケア
• 慢性炎症の抑制、ニキビの炎症鎮静化

LIZNE（リズネ）は、顔面部の両目元のシワ（Crow’s Feet）に２週間おきに計４回投与し、３ヶ月間観察した結果、250人対象の目元シワ評価数値で投与群の93.2％が有意味なシワの改善を示し、異常反応は見られませんでした。

水光注射では、9本の極細針がついたスタンプ型の薬剤注射器を使用します。肌を吸引し確実に注入部位を捉えた状態で、注入量を均一に保ちながら薬剤を注入していくため、肌への負担は最小限に、効率的に薬剤を皮内に注入することが可能です。
当院では、リジュランの進化版である「LIZNE（リズネ）」という薬液を用いて肌の治療を行っていきます。

水光注射を一度受けるだけでも肌質の変化を感じていただくケースが多いですが、繰り返し施術を行うことで、「薬剤による即効性の高い効果」と「針による創傷治癒力」が積み重ねされるのでより高い効果を感じることが可能です。施術を繰り返すことによって、肌質改善の効果を持続的に感じていただけます。

施術回数・間隔

当院では、初回は4週間ごとに1回の施術を3回行っていただき、そのあとは3カ月に1回のメンテナンスで通院していただくこととおすすめしております。

注入量の目安

リズネは、全顔や首への注入が可能です。頬・首は2～3cc、目周り1～2cc、額1cc、全顔4～6ccが注入量の目安ですが、個人差がありますので詳しくはお問い合わせください。

痛みの感じ方には個人差がありますが、麻酔クリームを塗布してから施術するので、わずかな痛みで施術を受けていただくことが可能です。また、針の深さ、吸引圧などのマシン設定は患者さんおひとりおひとりに合わせて調整いたします。
皮膚を吸引しながら注射を行うので、施術後すぐは、赤みや極細針の刺し傷が残る場合がありますが、通常3～4日で自然に解消されます。（こちらも個人差はありますが比較的、皮膚の薄い目の周りなどは吸引跡が残りやすい場合があります。）

水光注射が受けられない方

以下に該当する方は、水光注射の施術をお受けいただくことができません。

癌、特に皮膚癌

妊娠中や授乳中の方

糖尿病の方

治療前後3～4週間の日焼け

てんかん（3か月以内に発作が起きている方）

ホルモン障害（強度の光で刺激を受けるもの）

ケロイド瘢痕の病歴

抗凝固剤の仕様、凝固障害の病歴

治療部位におけるヘルペス感染

光過敏症、光アレルギーのある方

抗精神病薬を内服中の方