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頭痛は経験したことのない人はほとんどいないと言えるでしょう。自分が頭痛もちと感じている人は、日本人の1/4くらいいるとされています。
その原因は多岐にわたり、症状の軽いものから重いものまで様々です。たとえば、軽い頭痛やめまいの中にも決して見逃してはならない疾患(脳腫瘍、軽度のくも膜下出血、脳出血、小脳梗塞など)もありますので注意が必要です。当院では、CTを完備しているためそのような疾患に対しても細かい検査が可能となります。ただし、さらに詳しく調べる必要がある場合、MRI検査が必要となることもあり、その場合は適切な病院へ紹介させていただきます。
「ロキソニン飲んでおけば大丈夫っしょ!」と思っている方で、頭痛が慢性的に続く方、突発的に痛み止め飲んでも効果が乏しい頭痛を生じた方などは一度クリニックでのご相談をお勧めします。
片頭痛(へんずつう)
一定の間隔を置いて発作性に現れる頭痛で女性に多く、30歳までに発症することが多いとされます。脳血管の拡張と炎症により血管周囲の神経が敏感となり監査されることで頭痛が起こるとされています。頭痛は拍動性で、ズキズキする痛みです。
「片頭痛」は片側の痛みに限らず、両側性の痛みもあります。特徴的なのは、随伴症状を有することで、吐き気や嘔吐を伴い、光・音・臭いの過敏が80%に見られます。80%は前兆のない片頭痛ですが、中には前兆を伴うものもあります。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は最も高頻度に見られる頭痛で、慢性頭痛の大半を占めます。肩こりや首のこり、ストレスが原因となります。締め付けられるような頭痛が特徴で吐き気や嘔吐も伴うことがあります。
群発頭痛
厳密に一側性で目の周り付近に数時間続く激痛発作です。必ず、頭痛と同じ側に涙がでたり、鼻が垂れたりする症状を伴います。また、結膜の充血や、瞳孔が収縮するなどの症状も起こる場合があります。
片頭痛に対しては、非ステロイド系消炎鎮痛剤(NSAIDS)(ロキソニン、ボルタレンなど)や、セロトニン受容体に選択的に作動するトリプタン系薬(イミグラン、ゾーミック、レルパックスなど)があります。片頭痛の予防薬もあります。
緊張型頭痛に対しては、まずは、原因となっている身体的・精神的ストレスを排除することが大切です。姿勢や対人関係の構築に加え、暖かいお風呂に入ったり、ストレッチで筋肉の緊張をやわらげること、十分な睡眠をとること等も効果的です。内服治療として、鎮痛剤や抗不安剤、中枢性筋弛緩剤などを用いて治療を行います。
群発頭痛に関しては基本的には偏頭痛と同様の治療を行います。
いずれにしても、「頭痛をあなどるなかれ!中には危険な信号を発している場合もアリ!!」です。困ったらまずはご相談ください。